女子サッカー日本代表の熊谷選手が記念講演
~八千代松陰高校~

サッカー日本代表DF熊谷紗希選手が、このほど八千代松陰高校を訪れて「折れない心の作り方」と題した特別講演行った。
来年創立50周年を迎える同校の記念行事の一環で招かれたもので、女子サッカー部員を始め約1,400名の生徒から万雷の拍手で迎えられた。
講演では、幼少期から始めたサッカーが次第に上達して周囲に注目されるようになったこと、更なる高みを目指すために「パーフェクトな自分になること」を目標設定し、努力を積み重ねたことなどを振り返った。
さらに、困難な壁にぶち当たった時の問題解決や自分自身との向き合い方が、後に最高の結果や強靭なメンタリティを作り上げる原動力となったことなどを、自分自身の経験を交えて熱っぽく語った。
熊谷選手は「自分の歩みを改めて振り返ることができて、とても貴重な機会でした。生徒の皆さんの心に、何か一つで心に残ってくれたら嬉しいです」と笑顔で会場を後にした。

講演後、御礼のメッセージボードを渡した女子サッカー部の藤原南帆部長は「すべての練習に目標設定をして、これを達成するために努力を繰り返すことが大切だということがわかった」とワールドカップも制したレジェンドの話に感激していた。
女子サッカー部は8月には冬の選手権大会県予選も控えることから、加藤唯愛ゲームキャプテンは「今日の話を糧に、1日1日を大切にして自信を持って戦いたい」と決意を新たにしていた。
